協賛★ひかり歯科医院様

歯科医院とトイレは一見して関係が無い（むしろ衛生と排泄は真逆の）ことに感じる人もいるかもしれません。

ですが、人の体は口からお尻までが「消化器官」として１つの管になっています。口から入ったものは体内で消化吸収をし、最後には必ず排泄につながりますから、しっかりと【出す】こともまた、食べること・身体を作ることに重要な役割を担っています。具体的な関係性の例では、お口の中の細菌が悪玉菌だらけになっていると、腸内細菌も悪玉菌が増殖して便秘などのお腹の病気になってしまうと言われています。

日常において触れる機会のある食育などでは【食べる】ことについて学ぶ側面が強く、歯科医院でも普段はお口の健康ということで【入れる】観点から身体の発達・健康を考えることが多いですね。

逆に排泄に関することはどうしても「汚い」「恥ずかしい」などのイメージを持ちやすく、あまり人前で話さないこと、という内容に感じる人も多いかもしれません。

でも、気持ちよく排泄することはとても大切なことなのです！

まだ言葉を話さない赤ちゃんでも、排泄のときにうんちが固くなってしまうと、「排泄＝痛いもの」と認識してしまい、我慢をしてしまいがちです。

トイレの練習時期の幼児期には「うんち」「おしっこ」と口にしやすいですが、やがて人前では「秘める」ことが身に着いていきます。幼稚園や小学校など集団生活の場では、トイレに行きたいと言いづらい場面もあり、必要以上に我慢をしたり、無意識にプレッシャーを感じてしまったり、排泄を「しない」意識をもつことで、それが小児の便秘につながってしまうこともあります。

今回、ひかり歯科が協賛をして特別講演にお招きする【サトミツ＆ザ・トイレッツ】の皆さんは、トイレのことを明るく楽しく発信することで、「トイレに行けない」という気持ちを持つ子が少しでも減れば！という活動をされています。

お口の健康・身体作りに欠かせない【排泄】のことに、少しでも楽しく触れていただける機会になれば幸いです。